こんにちは、ゆっち先生です。
今回は、雨の日のバイク教習について解説します!
雨でもバイクの教習は行う
豪雨であろうが、バイクの教習・検定は中止になりません。
教習・検定が中止になるのは
- パイロンが吹っ飛んでしまうような強風(台風)
- 雪が積もったとき
この2つくらいです。
物理的に教習・検定を行えない場合以外は、基本的に中止になることはないです。
キャンセルはできるの?
キャンセルはいつでも可能ですが、キャンセル料金がかかります。
上記にあるような理由で教習・検定が中止になる場合は、キャンセル料金はかかりませんが、雨天時のキャンセルは通常のキャンセルと扱いは同じなので、料金がかかります。
よっぽどの事がない限り、キャンセルせず教習・検定を受けることをオススメします。
雨の日に教習を受けるメリット
この記事を読んでいる方は、おそらく「雨の日に教習を受けるのは嫌だな・・・」と思っているのではないでしょうか。
確かに雨の日はバイクに乗るべきではないと僕も思いますが、雨の日に教習を受けるメリットもあります。
雨の日にバイクに乗る危険性が分かる
基本的には自転車と同じ危険性がバイクにもありますが、思っている以上にブレーキが効かなかったり、タイヤが滑りやすい状態になります。
その経験を教習所でしておくことで、雨の日はどのように運転すれば安全なのか理解することができます。
検定に向けての練習になる
検定を受ける日に雨が降る可能性は大いにあります。
雨の日のスラローム・一本橋・急制動の練習をしておくことで、万が一検定のときに雨が降っていても対応することができます。
以上のように雨の日だからこそ、身につく技術・知識もあります。
雨の日の検定はむしろ好条件!?
路面が濡れている方が、バイク教習の課題はやりやすいです。
スラローム・クランク・八の字・法規走行(ルール面)は雨が降っていても変わりません。
スラロームはバイクを傾ける練習なので影響があるように思えますが、3~4秒台を狙わない限りは、路面が濡れていてもタイヤが滑って転倒することはありません。
一本橋・急制動は簡単になります。
一本橋
一本橋は鉄製なので、雨により濡れることで滑りやすくなります。
そのおかげで、ハンドルの動きが滑らかになり、ハンドルバランスが取りやすくなります。
急制動
路面が濡れているときの急制動は、中型・大型二輪は11mから14mに、小型二輪は8mから11mと停止位置が長くなるのですが、ぶっちゃけると路面が濡れていようがそのままの停止位置でも簡単に停止することができます。
なので位置が長くなった分、いつもより更に緩めのブレーキでも停まれるので、安全・確実に急制動を行うことが可能になります。
このように、雨の日はむしろ簡単に課題をクリアすることができます。
ただし、急な動作(急ブレーキ・急発進・急加速)をすると、転倒するリスクは路面が乾いているときよりも高いので、注意が必要です。
雨の日に教習・検定を受けるための準備
- 長靴
- グローブ(2~3セット)
- カッパ
の3つさえあれば、雨の日でも快適に教習を受けることができます。
靴・グローブ(軍手)が濡れている状態でバイクに乗るのは気分が下がるうえに風が当たるので、冷えて運転操作に支障が出ます。
カッパは教習所で貸し出し用が用意されていると思いますが、転倒により穴が空いていたり、クサい場合があります・・・。
雨の日でも快適に教習を受けるためには、この3つが必要になるので、用意しておきましょう!
まとめ
以上が雨の日の教習・検定についての内容でした。
雨の日でも教習・検定を受けてみようかな・・・!という気になっていただけたでしょうか?
雨の日だからこそ得られるバイクの技術・知識もあるので、キャンセルしようか悩んでいる方は、お金も勿体ないので是非、雨の日の運転を体験してみてください!
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