「みきわめって何をするの?」
「不合格になるとどうなる?」
「合格する自信がない・・・」
教習所に通う誰もがこのような不安を抱えているのではないでしょうか。
みきわめはバイク教習で避けては通れない関門です。
そんなバイク教習のみきわめについて、教習の教官が解説していきます!
バイク教習のみきわめは何をする?
1段階のみきわめ内容
- 発進・停止
- ギアチェンジ
- 加速・減速
- スラローム
- 平均台(一本橋)
- クランク
- 八の字
- 坂道発進
- 波状路(大型二輪のみ)
1段階のみきわめはバイクの基本的な操作および、スラロームなどの試験課題をクリアできているかをみきわめます。
2段階のみきわめ内容
- 1段階の内容
- 法規走行(ルールに従って走行)
- 急制動
2段階のみきわめは卒業検定の合格基準に達する運転をできているかをみきわめます。
みきわめは難しい?
基本的な操作・運転ができていれば誰でもクリアすることができます。
1段階のみきわめは、頻繁に転倒していない限りはスラロームなどの試験課題が多少できていなくても、発進停止・加速減速ができていれば2段階でも試験課題は練習するので合格となります。
2段階のみきわめは、1発不合格になるようなミスを連発しない限りは合格となります。
教習を補習もなくストレートでみきわめまで進んできた方は、ほぼ確実に落ちることはないです。
みきわめに落ちたら
追加料金を支払い、補習を受けることになります。
補習を受ける回数はその人の運転技量によって変わってきます。
1時間で終わる方もいれば、10時間以上かかる方もいました。
補習を続けるのは精神的に辛いですが、そのまま進んで卒業検定に落ちてしまうと補習料金+卒業検定料金がかかるので十分な技量が身につくまで補習を受けることをオススメします!
みきわめをクリアするコツ
全ての操作・課題を確実に行いましょう。
みきわめは検定と違い採点しているわけではないので、最低限のことさえ出来ていればクリアとなります。
1段階であれば、多少モタついても良いので発進時のエンストを極力なくしたり、タイムがある試験課題はタイムを必死に狙うのではなく完走するのを目標にしましょう!
2段階の法規走行はとにかくゆっくり動作を確実に行えば問題なしです。
まとめ
私が働いている教習所でも「みきわめが不安で仕方ないです!」という生徒さんが多いです。
しかし、みきわめはあくまでも採点もなく試験でもないので、いつも通りの練習と変わらず行ってもらえばオッケーです!
みきわめで落ちるような運転を街中でしてしまうと、最悪の場合は死亡事故に繋がります。
教習時間も伸び料金もかかりますが、「自分のためだ!」と思い補習を受けるのが検定合格・技量アップの最大の近道になりますよ!
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