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【初心者必見】バイクが怖い??○○が原因です

バイクコラム
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今回は「バイクが怖くなくなる方法3選」というテーマでお話していきます。

バイクは危険を伴う乗り物なので怖いと思うのは当然ですし、10年以上バイクに乗っていて指導員である僕でもバイクは怖いです。

ただバイクの運転に慣れている人が言う怖いと、初心者が言う怖いは少し意味が違ってきます。

バイクの運転に慣れている人が言う怖いは良い方向に作用することがあるのに対して、初心者が言うバイクが怖いは克服しないと余計に危険な目に遭いやすくなってしまいます。

なので今回はバイクを正しく恐れられるように、余計にバイクが怖くなる原因と克服方法について解説していきたいと思います。

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①運転姿勢

1つ目は運転姿勢です。

バイクは正しい運転姿勢で乗れていないとかなり不安定な状態になるので、余計に恐怖を感じてしまいます。

とは言え正しい運転姿勢というのはバイクやライダーの体格によって変わってくるので、ベースとなるものはあってもこれが正しい運転姿勢ですと答えを出すことはできません。

ただ全てのバイクやライダーに共通して言えることがあって、それは体が力んでしまうような運転姿勢は間違っているということです。

特殊なシチュエーションを除いて、バイクというのはライダーが力んでいると本来の力を発揮できなくなってしまいます。

1つ例を出すと、バイクには車体の前後にサスペンションというバネのようなものが付いていますが、本来サスペンションは衝撃の吸収を行いタイヤのグリップ力を損なわないようにしてくれています。

しかしライダーが力んでサスペンションの動きを抑えつけてしまうと、バネが必要以上に縮んだり十分に伸びることもできなくなるので、タイヤのグリップだけではなく全てにおいて安定感というのがなくなってしまいます。

初心者ほどバイクの安定感がなくなっている状態というのを認識することは難しいですが、ある程度バイクの運転に慣れてくると何となくバイクが安定していないフワフワした感覚というのに気付く人も多くなってきます。

この記事を読んでいる方の中にも

原因は分からんけど何となく安定感がなくて怖いんです

という人もいるかもしれないですが、その原因の1つが間違った運転姿勢から生じた体の力みによるものの可能性が高いです。

なので余計な恐怖心をなくすためには、体を力まなくてもバイクを上手く扱える正しい運転姿勢というのを身に付ける必要があるのですが、最初にお話した通り正しい運転姿勢というのはバイクやライダーの体格によって変わってきます。

ただ1つどのバイク・どのライダーにも共通して言えることがあって、それは体をサスペンションのように柔軟に動かせるように腕・肩・背中を脱力して、シートにドカッと座ることを意識するということです。

これらは全て連動していて、腕が力むと肩も力む、肩を力むと背中も力む、上半身が力むとシートへの荷重が抜けるといったように、どれか1つが崩れてしまうと総崩れになってしまいます。

とは言え初心者が全てを意識するのは中々難しいと思うので、まずはシートにドカッと座って素直にバイクの動きについていくという意識でバイクに乗るようにしましょう。

慣れないうちは信号待ちの度に、上半身の力を抜いてわざとグッとシートに体重をかける習慣を付けるのが良いと思います。

それだけでもかなり安定感のあるブレーキングやコーナリングを行えるようになります。

②速度調節

2つ目は速度調節です。

おそらく初心者が1番恐怖を感じるのは急カーブを曲がるときだと思うのですが、カーブ時の恐怖心をなくすのはかなり簡単です。

単純に自分が余裕を持って曲がれる速度まで減速するだけですね。

バイクに限らず何でもそうですが、自分が余裕を持って行える範疇(はんちゅう)を超えると途端に恐怖心が強くなります。

バイクでいうと、その速度でその角度のカーブを曲がるための技術が十分に身に付いていないのに曲がろうとするから怖いと感じるということです。

なので自分が余裕を持って曲がれる速度まで減速してからカーブに進入する必要があるのですが、大半の人は速度を落とすのではなくバイクを傾ける技術を向上させようとしてしまいますが、これは順序が間違っています。

もちろんカーブを上手く曲がるためにはバイクを傾ける技術を向上させることも大切ですが、サーキットやジムカーナのような競技でもない限り恐怖を感じるような状態で練習をしても中々身に付きません。

余裕のない状態で必死にカーブを曲がるよりも、余裕のある状態でカーブを曲がって、その中で傾け方など細かいところをチェックした方が有益かつ近道です。

とは言っても、そもそもどのような状態でカーブに進入するのが余裕のあるコーナリングと言えるのか分からない人もいると思うので、僕なりの目安を言うとカーブ中でもアクセルを回し続けられるような速度で進入するのが良いと思います。

と聞くと

カーブ中に加速しろ?初心者になんてことを教えるんや!

と思った人もいるかもしれないですが、決してそういうわけではなく、カーブ中にアクセルを回すというのはカーブ中に速度が上がりもせず下がりもしない状態のことを指します。

アクセルを完全に戻している状態が0、全開にしている状態が10とするなら、カーブ中に1、回し続けている状態で曲がれるのであれば、余裕のある速度でカーブに進入できていると言えます。

これが

カーブ中なんて1もアクセル回したらガードレールに突っ込んでいきます!

みたいな状態の人は、明らかにカーブ進入前の減速が足りていません。

そもそも公道のカーブというのは特に何も考えずに曲がれる、最悪何かあったらカーブ中でも減速停止できるような余裕を持って走行するものです。

この安全マージンが少なくなればなるほど怖く感じるのは当たり前なので、技術云々の前に十分な減速というのも意識するようにしましょう。

この項目では本当に当たり前のことしか言っていないですが、カーブでの単独事故が増えているのはこれができていない人が増えている証拠なので、念押しでお話させていただきました。

③目線

3つ目は目線です。

多くの人は恐怖を感じると目線を下げてしまう傾向にありますが、バイクに乗る上でこのような行為をしてしまうとさらに恐怖心が増すだけではなく危険な目に遭ってしまいます。

ジェットコースターのような明らかに恐怖を感じる場面では、自分の目線が下がっていることを自覚できるので修正も容易ですが、バイクのような生活の一部になっているものは、目線が下がっていることを自覚しにくく修正も難しくなります。

そして無自覚のうちに先の状況を把握できない状態に陥ってしまって、危険が目の前に現れてから即興で対応しないといけなくなるので余計にバイクが怖く感じるということです。

なので自分はしっかりと先の状況を見て運転することができているのかという点にも着目すべきです。

特に目線を意識してほしい場面が2つあって、それはカーブと街中です。

カーブを曲がるという行為は特に何も考えずに行っているように思えますが、実際は無意識下でこれまでの経験に基づいて、そのカーブを曲がるために必要な角度や速度を計算して対応をするという手順を踏んでいます。

しかし目線が下がっているとこれらを計算する時間が短くなるのと、最悪の場合、何の計算もなしにその場で対応しないといけなくなるので、コーナリングに余裕がなくなって怖いと感じる原因になります。

カーブの先を見るというのは速く走るためのコツと思っている人も多いですが、速い遅いとか上手い下手とかいう領域の話ではなくて、バイクに乗るのであれば当たり前のようにやらないといけないことです。

また街中の走行においても同じで、先の状況が見えていないと危険を予測することすらできなくなってしまいます。

先の状況が見えている人は”飛び出してきそうな車”に反応して対応している、先の状況が見えていない人は”飛び出してきた車”に反応して対応している、どちらが恐怖を感じるような運転をしているのか答えは明白ですよね。

恐怖を感じると目線が下がるのが当たり前なので修正するのは中々難しいですが、もうこれは強制的に癖をつけるしかないので、日頃から目線を上げる意識を持って運転するようにしましょう。

まとめ

以上が「バイクが怖くなくなる方法3選」でした。

バイクは危険を伴う乗り物なので恐怖心を抱くことは間違いではないですが、正しく恐れることが大切です。

謎の恐怖心がある人は3つのポイントのどれかが原因になっている可能性が高いので、ぜひ参考にしてみてください。

↓動画verはこちら↓

 

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