こんにちは、ゆっちです。
今回は、バイクの乗り降りで転倒しないためのコツについて解説します!
乗るときのコツ
バイクに乗るとき、バランスを崩して転倒しないためのコツは3つです。
1.体とバイクを離さない
遠い位置からバイクに乗ろうとすると、腕が伸びてしまいます。
人間の体の構造上、腕が伸びきっている状態では力を入れることができません。
なので、腕を伸ばさなくても良いように、体とバイクの位置が離れすぎないように気をつけましょう!
2.ムダに足を上げない
バイクを蹴ってしまわないために、足を大げさに上げる方が多いのですが、むしろバランスを崩しやすくなってしまいます。
シートに膝を添わしながら、ゆっくり足を滑らせるイメージで乗るようにしましょう!
3.バイクを極力傾けない
身長が極端に低い方はバイクをある程度傾けないと、そもそも足が届かない場合があるのですが、速度がゼロの状態でバイクを傾けるという行為は、すでにバランスを崩している状態です。
上記した体の位置と足の上げ具合を調節することで、最少限度のバイクの傾きで乗れるようになるはずなので、乗り方を見直してみてください。
以上がバイクに乗るときにバランスを崩さないためのコツでした!
バイクに乗るときは、なんとなく乗るのではなく毎回練習する意識で行うことで、習慣化されてバランスを崩さなくなります。
降りるときのコツ
降りるときのコツは、基本的に乗るときのコツと同じなのですが、更にバランスを崩さないためには、この2つも意識しましょう。
1.バイクの重さを腰で支える
降りてからも体とバイクが離れすぎないように気をつけてください。
腕で支えるよりも、車体(タンク辺り)を腰に当てて体全体で支えるようにしましょう!
腰はあくまでも目安なので、身長的に腰がムリな場合は体のどこかに当てるようにしてください。
2.サイドスタンドを見なくても出せるようにする
バランスを崩さずに降りられても、サイドスタンドを出すときにバイクを倒してしまう方もいます。
目でサイドスタンドの場所を確認しようとすると、体とバイクが離れるので見なくてもサイドスタンドを出し入れできるようにしておきましょう。
以上が降りるときのコツでした。
基本的には乗るときのコツを同じですが、教習所でも教習終わりにバイクを倒してしまう方が多かったので、サイドスタンドを出すまでは気を抜かないようにしましょう!
シート高が高いバイクに乗りたい方へ
乗り降りがしずらくても、自分が乗りたいバイクに乗りましょう。
教習所の教官がバイクの乗り降りで転けている所を見たことがありませんよね?
何故かというと、何度もバイクで乗り降りしているからです。
バイクの乗り降りに上手いも下手もありません。
中型クラスのバイクで乗り降りを何度もしていると、ある程度のシート高があるバイクの乗り降りも簡単にできるようになります。
教習所で何度も乗り降りするときに転けていた身長145cmの女性が、卒業してからすぐにYAMAHAのWR250rという車高が895mmもあるバイクに乗って、よく教習所に遊びに来てくれていました。
その女性は、「少し乗り降りが手間だけど、1度も転けたことはない」と言っていました。
そういう女性ライダーをたくさん知っているので、「シート高が高いから」という理由で乗りたいバイクを諦めるのは、勿体ないです。
当然、シート高が低いバイクよりは転倒するリスクは高いですが、乗り降りは慣れるだけです。
諦めずに、乗りたいバイクに乗りましょう!
まとめ
バイクは走行中よりも速度が出ていないときの方が、操作が難しい乗り物です。
しかし、走行中の操作に慣れるためには膨大な時間と経験が必要になりますが、速度が出ていない状態での操作は短時間で慣れることができます。
適当に乗り降りしていては、いつかは転倒につながります。
バイクの乗り降りをするときは、上記のコツを思い出し、習慣化させるようにしましょう!
コメント