将来的に大型バイクに乗る可能性があるのであれば断然、いきなり大型自動二輪免許を取得することをオススメします。
わざわざ段階を踏んで、中型自動二輪の免許を取得する必要はないです。
その理由について、「教習所の教官」が解説します!
いきなり大型自動二輪免許は可能?
教習所によって変わります。
なんの免許も持っていなくても、大型自動二輪の教習を受けさせてくれる教習所もありますが、おそらく断られる場合の方が多いです。
ルール上ダメなわけではなく、教習所の方針として断っている所もありました。
逆に、いきなり大型自動二輪免許の教習を受けることができるのを、セールスポイントとしている教習所もあるので、電話で問い合わせてみましょう!
いきなり大型二輪のメリット
1.教習料金が安く済む
中型自動二輪免許を取得してから、大型自動二輪免許の教習に通うよりも、料金が安く済みます。
2.好きなバイクにすぐ乗れる
おそらく殆どのライダーは中型バイクに乗ると、すぐに大型バイクに乗ってみたくなるものです。
初めから大型自動二輪の免許を取得しておくことで、中型バイクから大型バイクにすぐ乗り換える事が可能です!
3.バイクの選択肢が増える
やはり中型バイクしか選択肢にないと、見た目・性能を妥協することが多くなります。
大型バイクも視野に入れることで、より自分好みのバイクが見つかりますよ!
4.入所手続き・免許書き換えが二度手間にならない
教習所では入所式というものがあり、毎日いつでも入所できるわけではありません。
また、公安委員会も土日祝は開いていないので、わざわざ平日に休みを合わせる必要があります。
中型自動二輪免許から順番に取得していくと、単純に2回同じ手続きをしないといけないので、大型自動二輪免許を取得するぞ!という気持ちがあるのであれば、一気に済ませてしまいましょう!
いきなり大型二輪のデメリット
1.教習が長い
中型自動二輪の教習内容とセットで大型自動二輪の教習内容をするので、日数はかかってしまいます。
すぐにバイクの免許が必要な場合は、オススメできません。
2.最初は恐怖心が強い
やはり中型自動二輪の教習を受けたことがある人と比べると、初めてのバイクなので、恐怖心は強いと思います。
慣れるまで時間がかかります。
3.転倒する確率が高い
バイクのバランスの取り方が分からない状態での大型バイクなので、足つきが悪く転倒するリスクも高くなります。
正直、デメリットはほぼありません。
強いていうなら。レベルのものです!
教習が長いことにより、バイク自体に慣れることにつながりますし、教習所での失敗は転倒も含めて良い経験になります。
実際の教習の流れ
「いきなり大型バイクに乗らされて、運転できるのか不安」
という方もいると思いますが、いきなり大型バイクに乗るのではなく、バイクの操作に慣れるまでは中型バイクで練習します。
基本的には、どの課題も最初は中型バイクで行い、慣れてきたら大型バイクに乗り換えます。
なので、ほとんど中型自動二輪免許を取得してから、大型自動二輪の教習を受けている状態と変わりません。
まとめ
いきなり大型自動二輪の教習に通うか迷っている方は、上記のような心配をしているのではないでしょうか。
心配する必要は一切ありません。
ほとんどデメリットがないため、悩んでいるのであれば、いきなり大型自動二輪の教習に通うことをオススメします!
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