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バイク通勤のメリットとデメリット

事故を起こしたくない人へ
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今回は「バイク通勤のメリットとデメリット」というテーマでお話していきます。

この記事をご覧の方の中には普段バイクで通勤している人やバイク通勤を検討している人もおられると思うのですが、結論から言ってしまうとバイク通勤はめちゃくちゃ危険です。

当然様々な事情でバイク通勤という選択肢しかないという方もいると思うのですが、バイクで通勤をするのであればメリットよりもデメリットが大きい行為だということを十分に理解しておく必要があります。

なので今回はバイク通勤の危険性と注意点、メリットとデメリットを僕の経験と警視庁から公表されている統計を基に解説していきたいと思います。

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メリット

1.交通費を削減できる

1つ目は交通費を削減できるです。

これは通勤に使用するバイクによって差はありますが、バイク通勤は四輪車や電車で通勤するよりも交通費が安く済む可能性が高いです。

四輪車であればリッター20km前後のものが多いと思いますが、現行の小型スクーターであればリッター40kmを超えるものがほとんどなので、ガソリン代も四輪車での通勤と比べると圧倒的に安くなります。

さらに会社によっては四輪車は駐車場代がかかるけどバイクであれば無料もしくは四輪車よりは安いというところもあるので、駐車場代も浮くかもしれません。

そして電車については距離によってはそこまで交通費に差がない可能性はありますが、よほど燃費の悪いバイクを買わない限りは交通費が余計にかかるということはまずないです。

なので交通費を節約したいというのであれば、バイク通勤が1番最適だと思います。

ただバイク通勤を始めるためにはバイクを購入する必要があるので最初は赤字になってしまうのと

やっぱりバイク通勤は向いてないな

とすぐにバイク通勤をやめてしまうと謎にバイクを買って赤字を発生させただけの人になってしまいます。

通勤用にバイクを買ったは良いけど四輪車の方がラクだから結局バイク通勤はしなかったという人が僕を含めて周りには結構いるので、自分はバイク通勤をずっと続けられるのかというのも考える必要があります。

2.時間に余裕ができる

2つ目は時間に余裕ができるです。

電車やバスでの通勤であれば家から駅まで、駅から会社まで距離があったり、乗り換えなどで少し歩かないといけないようなことがあるので余計な時間がかかってしまいます。

しかしバイクであれば家の駐車場から出発して会社の駐車場に直行するだけなので、歩かないといけない距離が短くなることから時間に余裕ができます。

そして四輪車での通勤と比べてもバイクは小回りが利くので大通りが渋滞していても脇道や農道に逸れて渋滞を回避することができたり、バイクのみバスレーンの通行を許可されているようなところもあるので、バイク通勤は電車、バス、四輪車での通勤よりも時間に余裕があると言えます。

その分、朝起きる時間を遅らせたり、通勤途中で昼食を買ったりと朝から余裕のある行動ができるので精神的にもラクだと思います。

またこれは少し時間の余裕とは違いますが、事故の影響などで通行が規制されているような場合でも エンジンを切ってバイクを押すことで歩行者扱いになるので、通行規制を回避することもバイクであれば可能です。

そういった四輪車では避けられないトラブルを避けられるのもバイク通勤の利点と言えます。

3.満員電車を避けられる

3つ目は満員電車を避けられるです。

通勤ラッシュの時間帯に満員電車に乗る人が感じるストレスは

臨戦態勢に入った戦闘機のパイロットよりも高く、ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上になる
と言われています。
これは比喩などではなくイギリスの心理学者が行った研究で、満員電車に乗っている人の心拍数と血圧を測定して訓練中のパイロットや警察官の心拍数と血圧と比較したところ、通勤者は身動きが取れないことからパイロットや警察官よりも悪化するという結果になったそうです。
そして満員電車での通勤を続けていると集中力の低下、幸福度の低下、睡眠の質の低下、さらには寿命の低下にまで繋がるようなので、満員電車での通勤を避けた方が良いのは一目瞭然ですよね。
なので日頃通勤ラッシュの時間帯に電車通勤をしている人からすると、人と接することもなく自分の意思で動きをコントロールできるバイク通勤の方がメリットは大きいと言えます。
こういったものがバイク通勤の主なメリットとして挙げられます。
ここまで聞くと

バイク通勤めっちゃ良いやん!明日からでも始めよ!

と思った人もいるかもしれないですが、残念ながらバイク通勤にはこれらのメリットを凌駕するデメリットがあります。
なのでここからはバイク通勤のデメリットについて解説していきたいと思います。

デメリット

1.事故率が高い

1つ目は事故率が高いです。
皆さんは1日の中で1番バイクの死亡事故が発生している時間帯を知っていますか?
話の流れで大体分かったと思いますが、1番バイクの死亡事故が発生している時間帯は午前4時~午前8時、その次が午後16時~午後18時ともろに通勤の時間帯と被ります。
そして通行目的といってどのような用途でバイクに乗っているときに死亡事故が起きたかという統計もあるのですが、バイクの死亡事故の約半分が通勤中に起こっています
なぜこれだけ通勤中の死亡事故が多くなっているのかというと、焦っている人が多いからだと思います。
朝は仕事に遅れないように飛ばしている人が多いですし、夕方は早く家に帰りたいがために飛ばしている人が多くなります。
しかしいくら飛ばそうとしても基本的に通勤の時間帯は混んでいるので、思い通りの運転ができなくてイライラして奔放な運転をする人が増えるため、いくら自分が安全運転をしていても余所からの事故に巻き込まれやすくなってしまいます。
ただ死亡事故の原因としては単独事故が1番多く、その次に右折時(右直事故)や出会い頭事故が多くなっているので、バイク通勤をするのであればまずは自分の運転を見直す必要があります。
とはいえ相手がいる事故に関しては防ごうにも防げないようなものもある上に、通勤の時間帯はそういった事故に巻き込まれる可能性が高いことから手放しに「バイク通勤は楽で良いよ〜」と勧められるものではないと個人的には思います。

2.天候に左右される

2つ目は天候に左右されるです。

バイクは電車やバス、四輪車と違って天候の影響をもろに受けることになるので、雨の日や風の強い日、暑い日や寒い日のバイク通勤はハッキリいって快適とは言えません。

さらに快適じゃないだけではなく雨の日や風の強い日は事故に遭う可能性も高くなりますし、暑い日や寒い日は通勤するだけで体力を消耗してしまいます。

特に冬は場所によっては路面が凍結していることもあるので、寒いだけではなく危険性も高くなります。

なので快適さと安全性を求めるのであれば、バイクでの通勤よりも四輪車での通勤に軍配が上がると思います。

このようにバイク通勤は電車バス四輪車での通勤よりも事故に遭遇する可能性が高いというデメリットがあります。

僕自身も電車やバスに乗るよりはバイクや四輪車で通勤したい派の人間なので、バイク通勤を否定する気は全くありませんが、やっぱりバイクで通勤していると「自分が事前に減速してなかったらこれは当たってたな」と思うようなタイミングで飛び出してくるドライバーやライダーを多く見かけるので、バイク通勤は快適で安全とは言い切れないのが実情だと思います。

しかししっかりと通勤の時間帯は事故が多いことを認識して、安全運転に努めていればほとんどの事故は防ぐことができるので、バイク通勤をしている方やバイク通勤を検討している方はメリットだけではなくデメリットも把握しておくようにしましょう。

特にバイクと四輪車の右直事故と出会い頭事故が多発しているので、自身の速度と周りの状況に注意して運転してください。

↓動画verはこちら↓

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