今回は「バイク乗りが絶対にケチってはいけないもの4選」というテーマでお話していきます。
バイクは便利で楽しい乗り物ですが、比較的お金のかかる趣味でもあります。
なのでできるだけ出費を抑えてバイクをカスタムしたり装備を揃えたりと様々な工夫をされていると思いますが、バイクは節約するところを間違えると、結果的に更にお金がかかってしまうなんてことが多いです。
その中でも特に僕の経験上、❝意外と❞これはケチったらあかんで!というものを今回は紹介していきたいと思います。
①スマホホルダー
1つ目はスマホホルダーです。
スマホホルダーはドレスアップパーツでもなくバイクの性能を左右するわけでもないので
とりあえずスマホを固定できたらなんでも良いや〜
という感じで選ぶ人が多いと思います。
僕もそのような考え方で学生時代に、Amazonで検索してある程度売れている安いものを購入したのですが、持っていたスマホ対応と記載されていたのにスマホを固定するためのフックが電源ボタンに当たったり、振動でスマホホルダーがひっくり返ったりと、お世辞にも便利アイテムと呼べるようなものではありませんでした。
確か1500円くらいのスマホホルダーを購入したのですが、最終的には走行中に大きい段差を乗り越えた際にスマホが落下して画面がバキバキになりました。
今となっては、常に大小様々な振動が加わる装置に1500円しか出さないというのはケチりすぎですし、快適に使用できていない時点で買い換えておくべきだったと思います。
iPhoneであれば10万円程度はするので、数千円ケチったがために数万円も損をするという典型的な安物買いの銭失いですね。
安いスマホホルダーが全てダメというわけではないですが、個人的にはバイクの振動や日光・雨・風に晒されても故障しない装置を1500円程度で作れるとは到底思えないので、見た目や性能に影響のないアイテムだからといってケチるのはおすすめしません。
僕が使ったことのあるスマホホルダーの中でも、特に頑丈で汎用性が高いと感じたスマホホルダーのリンクを貼っておくのでぜひ確認してみてください。
②シューズ
2つ目はシューズです。
街中を走行しているライダーを見ていると、ヘルメットやジャケットは上等なものを使っているのに、靴だけ普段使いするようなスニーカーやブーツで運転している人をよく見かけます。
もちろん通勤や通学でバイクを使っている人もいるので、バイク用のシューズを履きたくても履けないという方もいるとは思いますが、ケチって普通の靴でバイクに乗るというのはおすすめしません。
何故なら普通の靴は歩くことに特化して作られているものなのであって、バイクに乗ることなんて一切想定していないからです。
バイク用のシューズというのはギアチェンジ・足つき・降車時の徒歩など、複雑な動きにも対応できるように作られているので、普通の靴と比べると扱いやすさに雲泥の差があります。
それだけではなくバイク用のシューズは転倒も前提に作られているので、転倒時に比較的怪我をしやすいところにプロテクターが入っていたりと安全性も高いと言えます。
確かに普通の靴でもバイクを運転することはできますが、すぐに壊れてしまって買い換えにお金がかかったり、転倒した際に怪我の被害が大きいとお金もそうですが貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。
なので靴についても
運転できたらなんでも良いしとりあえずボロい靴で乗るか
とケチるのはおすすめしません。
ちなみにバイク用のシューズを選ぶ際は、バイク用品メーカーが作っているものを選ぶようにしてください。
ただの靴屋さんがバイク用シューズとして販売しているようなものは、形だけが一丁前でなんのプロテクターも入っていないようなものが多いので、安さだけに釣られないようにしましょう。
③ジャケット
3つ目はジャケットです。
バイク用のジャケットは、普段使いするようなものと比べるとかなり高いものが多いです。
特に冬なんかは、機能性+防寒性が備わっていることが大前提なので、ジャケットを買うだけで2万超えというのも珍しくありません。
なので出費を抑えるために、バイク用ではないけど防寒性のあるジャケットを着用しているという方も多いと思います。
かく言う僕も学生時代は、数万円も払ってバイクに乗るときだけしか使えないようなジャケットを買うというのは勿体無い気がして、普段使いしているダウンジャケットや革ジャンでバイクに乗っていました。
そのときは普段使いするようなジャケットでバイクに乗っても不便を感じるようなことはなかったのですが、今となってはバイクに乗るのであればバイク用のジャケットを着用すべきだと思います。
理由についてはシューズとほぼ同じで、バイク用のジャケットはバイクを快適に乗るために作られているからです。
例えば単なる防寒性であれば、ダウンジャケットでもバイク用のジャケットでもそこまで違いはないのですが、ほとんどのダウンジャケットには防風性というのはないですよね。
バイクを運転する際は常に強風に晒されるので、バイク用のジャケットは風が入り込まないように袖が絞られていたり、ジャケットがバタつかないような設計になっているものが多いです。
逆に夏用のジャケットであれば、風を積極的に取り入れて体温を下げるような作りになっているものもありますね。
バイク用のジャケットを着用すべき理由は他にも沢山ありますが、体温調節と疲労軽減はバイクを快適に楽しむためにはかなり重要なポイントなので、ジャケットにもお金はかけるべきかと思います。
ただこれもシューズと同じで、スポーツ用品を一括りにしてバイクにも使える!みたいな売り方をされている激安ジャケットは避けるようにしましょう。
④バイクカバー
4つ目はバイクカバーです。
バイクカバーはバイクに乗っているときではなくバイクから降りているときに使用するものなので、特に何も考えずに選んでしまっているという方が多いかと思いますが、バイクカバーは絶対に良いものを使用すべきです。
理由は大まかに分けて2つあるのですが、まず1つ目は盗難対策です。
屋外にバイクを停めるのであれば絶対に盗難されないようにするというのは中々難しいのですが、少しでも盗難される確率を下げたいのであれば犯人に手間だと思わせる必要があります。
例えば同価格で売れるバイクが近場に二台あったとして、片方は安物の自転車に使うようなカバー、もう片方はベルトやチャックで縛られている厚手のカバーだった場合、時間をかけずに中身の確認やカバーを外すことができる方を狙いますよね。
盗難対策はこのような小さい手間の積み重ねが大切なので、そういった意味でもバイクカバーにはお金をかけるべきです。
そして2つ目の理由は頑丈さです。
安物のバイクカバーは雨に濡れるとすぐに染みてきたり、バイクの熱で溶けたり金属部に引っ掛かって破れたりと
これほんまに屋外でバイクに掛けること考えて作ってる…?
と思うようなものが多いです。
しかしある程度値段のするバイクカバーであれば、これらの問題を解決してくれるものが多いので、カバーを掛ける際に気を遣うこともなく長く使うことができます。
実際に僕が使っているバイクカバーは、経年劣化で色落ちはしているものの雑に扱っても破れたり溶けたりするようなことは一切なく、かれこれ4年ほど同じものを使い続けています。
バイクカバーにお金をかけるというのは少し勿体なく感じるかもしれないですが、数千円上乗せするだけで盗難対策になったり、カバーを掛ける際に無駄な気を遣う必要がなくなるというのはかなりの利点になるので、バイクカバーについてもケチらないようにしましょう。
僕が普段使っているバイクカバーのリンクを貼っておくので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上が「バイク乗りが絶対にケチってはいけないもの4選」でした。
他にもバイクに乗るのであればお金をかけるべきアイテムというのはいくつもあるのですが、今回は意外とお金をかけていない人が多そうなアイテムを厳選してお話させていただきました。
もちろん優先順位は人それぞれなので、上手く取捨選択していきましょう。
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