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【意外と知らない】1発でニュートラルに入れるコツ6選

教習所のコツ
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今回は「1発でニュートラルに入れるコツ6選」というテーマでお話していきます。

信号待ちや渋滞時にニュートラルに入れようとしても、中々思った通りにニュートラルに入れられずに、ずっと1速と2速を行き来してしまってイラッとしたことはないでしょうか。

思った通りにニュートラルに入れられないとストレスが溜まるだけではなく、クラッチレバーを握る時間とつま先を動かす回数が増えるので、無駄に疲れが溜まる原因にもなってしまいます。

教習所やツーリングで少しでも疲れを蓄積しないためには、こういった細かい技術についてもしっかりとコツを掴んで実践すべきだと思います。

なので今回はニュートラルに入れるコツについて解説していきます。

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①アクセルを回す

1つ目はアクセルを回すです。

バイクの経験が浅い人ほど、ニュートラルに入れるときは完全にアクセルを戻している状態じゃないといけないという勘違いをしがちですが、全くそんなことはありません。

逆にアクセルを軽く回して回転数を上げてからアクセルを戻して、回転数が落ちると同時にチェンジペダルを操作することで、クラッチに伝わるパワーが弱くなるためニュートラルに入れやすい状態を作ることができます。

手順としては停止中にクラッチを切っている状態でアクセルを回して、回転数が上がって落ち始めるときにチェンジペダルを操作してください

アクセルを回す量については回転数が落ちる状態を作れれば良いので、軽く一瞬回す程度で十分です。

停止中に1速からニュートラルに入れたいけど硬すぎて入らない!というときに有効的な方法になるので、ぜひ試してみてください。

②バイクを前後させる

2つ目はバイクを前後させるです。

バイクのギアは基本的にタイヤが回転している状態での操作が前提となっています。

なので停止中にギアチェンジをできないというわけではないですが、走行中と比べて圧倒的にギアチェンジはしにくくなります。

これは1速2速3速に限らずニュートラルも同じなので、停止中にチェンジペダルを操作してもスカスカでギアが入らないというときは、タイヤを動かすために跨ったまま足でバイクを前後させてみてください。

やり方としてはバイクを前後に動かすと同時にチェンジペダルを操作するのではなく、1速からニュートラルに入れるのであればチェンジペダルをつま先で上げている状態のままバイクを前後に動かしてください

そうすることでクラッチが噛み合ってすんなりとニュートラルに入ってくれる可能性があります。

チェンジペダルが硬いというよりは、操作してもスカスカで何の反応もないというときに行うべき方法になります。

スカスカの状態ではどれだけ強く操作してもギアは変わらないですし、中々変わらないからといって思いっきり踏んでチェンジペダルを破壊する人も教習中にたまにいるので、バイクを前後させるという方法も覚えておきましょう。

③空走状態で入れる

3つ目は空走状態で入れるです。

これも1つ前の内容と同じ理屈なのですが、バイクは動いている状態の方がスムーズにギアチェンジを行いやすい傾向にあります。

なので完全に停止してからニュートラルに入れるのではなく、停止する寸前にニュートラルに入れておいた方が動作的にはよりスムーズになります

やり方としては停止する前の減速の段階でギアを1つずつ下げていって、1速もしくは2速でクラッチを切って空走している状態を作ります

そして完全にバイクが停止する直前にニュートラルに入れる

これだけです。

バイクの運転に慣れている人であれば当たり前のようにやっていることだと思いますが、この方法は楽なだけではなく理屈的にも正しいニュートラルの入れ方となります。

ただ注意してほしいのがクラッチを切って空走しているということは、エンジンブレーキが効かずに駆動力も抜けている状態になるので、早い段階から空走状態にしたりニュートラルに入れることはあまりオススメしません

焦らずとも停止ギリギリでニュートラルに入れられるように練習していきましょう。

④エンジンを切る

4つ目はエンジンを切るです。

これは街中ではあまり使える方法ではないですが1番手っ取り早い方法で、バイクはエンジンを切れば簡単にニュートラルに入れることができます。

よく道の駅なんかで中々ニュートラルに入れられなくてアクセルをブンブン回している人を見かけますが、傍から見るとあまり印象は良くないので、そんなことをするくらいならエンジンを切ってからニュートラルに入れて駐車すれば良いと思います。

ただ街中での信号待ちや渋滞時にこれをやってしまうと、発進でもたついたりバッテリーに悪影響を及ぼすことがあるので、駐車する場合のみ行うようにしましょう。

⑤2速から入れる

5つ目は2速から入れるです。

よくチェンジペダルが固すぎてニュートラルに入れられないという人がいますが、その現象が起こるのは1速からニュートラルに入れるときが大半だと思います。

逆にこの記事を読んでいる方の中でも、2速からニュートラルに入れるときにチェンジペダルが固すぎて入れらないという経験をしたことがある人は稀なのではないでしょうか。

実際に教習所でも1速からニュートラルに入れない!という生徒さんに、一旦2速に入れてからニュートラルにしてみてくださいと指導すると、あっけなくニュートラルに入れられるというパターンがめちゃくちゃ多いです。

なぜ2速からの方がニュートラルに入れやすいのか機械的な理屈があるのかはちょっと分からないですが、個人的にはつま先を上げるよりもつま先を下げる方が力の加減が簡単になるからではないかと思います。

ニュートラルに入れるときのつま先の動かし方としては、かなり抽象的な表現になってしまって申し訳ないですが、グニーっと操作するよりはちょんちょんと操作した方が上げすぎたり下げすぎることが少なくなります。

なので上げるときも下げるときもちょんちょんと操作することをオススメするのですが、固いチェンジペダルをちょんちょん蹴り上げるのは結構な力が必要になるのと、そもそも足首の動きがぎこちなくなってしまう人が多いと思います。

しかし2速から下げてニュートラルに入れる場合は、つま先で踏む動作になるのでいくらでも力を加えることができる上に、筋肉の動き的にも力の加減をしやすい人が多いはずなので、1速からのニュートラルが難しいという方は2速からのニュートラルを試してみてください。

⑥変速周りの整備

6つ目は変速周りの整備です。

これら5つの方法を試してもニュートラルに入りづらかったり、そもそもギアチェンジに違和感がある場合はクラッチ・クラッチレバー・チェンジペダルなどの整備をしましょう。

クラッチ板や変速ギアの整備となると素人では難しくなりますが、クラッチレバーやチェンジペダルの整備は基本的な工具さえあれば誰でも行うことができます。

細かい整備方法についてはバイクによって少しずつ変わってくるので解説を省きますが、まずはクラッチレバーの調整をしましょう。

クラッチレバーの調整ができていないとクラッチレバーを握っているのにも関わらず、クラッチが完全に切れないようになってしまってギアが入りにくくなるなんてこともあり得ます。

またチェンジペダルの動きが固い場合はリンク部分・可動部が固着していることがあるので、そこまでの頻度でする必要はないですが定期的な注油も行なってください。

そして基本中の基本ですが、エンジンオイルの粘度や量が適切ではなかったり劣化しているとギヤにも悪影響を及ぼします。

整備もギアチェンジをスムーズに行うためには必要なことになってくるので、ギアチェンジに違和感があるという方はぜひ試してみてください。

 

まとめ

以上が「1発でニュートラルに入れるコツ6選」でした。

車種やメーカーによってニュートラルに入りやすい方法というのは変わってくるので、色々な方法を試してみてください。

特にカワサキ車に乗っている人は、頑張ってください。

↓動画verはこちら↓

 

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