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マスツーリングで絶対にやるべきこと3選【必見】

事故を起こしたくない人へ
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今回は「マスツーリングでやるべきこと3選」というテーマでお話していきます。

先日に僕は「マスツーリングはオススメしません」という記事を投稿しました。

マスツーリング(集団走行)をオススメしない理由5選【経験談】
マスツーリングは仲間とワイワイ走ることができるので楽しいですが、実はソロツーリングよりも危険性が高いです。 しっかりと知識をつけた上でマスツーリングをしないと自分が事故を起こすばかりか一緒に走ってる人を危険な目に遭わせてしまうこともあるので、よくマスツーリングをするという方はぜひご覧ください!

その理由については、ソロツーリングに比べてマスツーリングは危険性が高くなってしまうからです。

だからと言って絶対にマスツーリングをしてはいけないというわけではなく、先日の記事でもお話しましたが、一緒に走る人としっかり話し合って、計画やルールを決められるのであれば、マスツーリングも安全に楽しむことができます。

なので今回はマスツーリングを安全かつ楽しく行うためにやるべきことを詳しく解説していきます。

これから解説することができない人は、人と一緒に走るべきではないと言っても過言ではないので、自分の運転と照らし合わせながら見てみてください。

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①千鳥走行

千鳥走行とはこのようなもので左右に互い違いに隊列を組む走行方法のことを指します。

この千鳥走行がマスツーリングでは基本中の基本となり、様々なメリットがあります。

1.列が短くなる

まず1つは列が短くなることです。

マスツーリングをしている人数にもよりますが、全員が一列に並んでしまうと列が長くなってしまいます。

列が長くなればなるほど、信号や進路変更時に分断されてしまったり、道路のスペースを多く取ってしまうことになるので、周りの車からすると正直邪魔です。

なのでできるだけ安全に列を短くするためには一列ではなく千鳥走行をする必要があります。

2.前方車両との距離が空く

2つ目は前方車両との距離が空くからです。

一列の状態で列を短くするためには、車間距離を短くする必要があります。

ただ車間距離を短くしてしまうと、当然前方のバイクに追突する可能性が高くなってしまいます。

なので列を短くしつつ車間距離を十分に保つためには、千鳥走行をするのがベストと言えます。

3.左右に避けるスペースができる

3つ目は左右に避けるスペースができるからです。

街中では咄嗟に避けないといけないような状況に遭遇することもあります。

例えば側道から車や歩行者が飛び出してきたり、路面に大きい落下物があった場合は左右に避けることになると思います。

そのような状況に陥った際に横並びで走行していると、避けられないどころか二次的な事故を起こしてしまう可能性も高くなってしまいます。

なので逸れないために横並びで列を短くしたくなる気持ちは分かりますが、万が一のことを考えると決して安全とは言えないので、左右に避けるスペースを空けるためにも千鳥走行は必須と言えます。

4.前方の状況を把握しやすい

4つ目は前方の状況を把握しやすいからです。

一列で走行すると自分の目の前のバイクしか見えないので、列の後ろになればなるほど全ての動作が遅れてしまいます。

ウインカーを出すタイミングが遅れてしまえば、後ろを走っている関係のない車にも迷惑をかけてしまいますし、先頭のブレーキランプが見えていないと全員が玉突き事故を起こしてしまう可能性もあります。

なので前方の状況を把握するためには一列ではなく、千鳥走行をする必要があります。

千鳥走行であれば自分の目の前を走っているバイクは2台先のバイクになるので、急にウインカーを出したりブレーキをかけるといった事態を防ぐことも可能になります。

5.先頭と最後尾が状況を把握しやすい

5つ目は先頭と最後尾が状況を把握しやすいからです。

マスツーリングでは先頭と最後尾のライダーが、常にグループの状況を見ながら走行することが重要になります。

ただ一列で走行してしまうと先頭は後ろの状況が、最後尾は前の状況が見えなくなってしまうので、ペースを合わせたり信号や進路変更などのタイミングを考えるのが難しくなってしまいます。

なので先頭と最後尾のライダーがグループ全体を見渡せるようにするためには、一列ではなく千鳥走行をする必要があります。

以上が千鳥走行のメリットでした。

マスツーリングの際はこの千鳥走行が必須と言っても過言ではないですが、1つだけ気をつけてほしいことがあります。

それは峠などのカーブが続くような道では、千鳥走行をしないということです。

カーブ中にまで千鳥走行をしてしまうと、センターライン側に寄っている人が膨らんで対向車線にはみ出してしまったり、カーブの先の状況が見づらくなってしまうことがあるからです。

なので峠などを走行する場合は一列、街中を走行する場合は千鳥走行という風に使い分けるようにしましょう。

②走る順番

マスツーリングでは誰がどこのポジションを走るかが重要になってきます。

その配置を間違えてしまうとツーリングが楽しくなくなるどころか、事故の危険性も増してしまいます。

ではどのように走る順番を決めれば良いのか詳しく解説していきます。

まずは1番重要となるポジションは先頭です。

マスツーリングでは基本的に先頭のライダーのペースに合わせて走行することになるので、ツーリングを安全に楽しめるかは先頭のライダーにかかっていると言っても過言ではないです。

なので先頭にはグループの中で、1番ベテランのライダーを配置するようにしましょう。

ただ間違えてはいけないのが、ベテランと言っても運転技術が高いだけではダメです。

よくあるのが運転技術の高い人を先頭にしたがために、ペースが速すぎて後続車がついてこれないというパターンです。

そうなってしまうと後続車が逸れないために無理にペースを上げた結果、事故を起こしてしまうという事態にもなり得ます。

なので先頭には運転技術が高いだけではなく、しっかりと周りを見ながら運転のできる、責任感のあるライダーを配置するようにしましょう。

では次に重要なポジションは最後尾です。

よく最後尾は後ろの状況を気にしなくて良いので、1番ラクで安全なポジションと勘違いする人がいるのですが、決してそうではありません。

なぜなら最後尾は唯一グループ全体を見渡せるポジションなので、常にグループのことを気にかけながら運転する必要があります。

ペースについていけていない人がいるのであれば信号待ちや休憩中に先頭に伝えたり、逸れてしまった場合は先頭になって逸れた人を先導したりと、むしろ先頭のライダーよりも周りを見る能力が求められます。

さらに最後尾は1番ペースが速くなるポジションでもあるので、運転経験が浅い人に任せてしまうと最後尾がついてこれないという本末転倒なことになってしまうので、運転技術の高いベテランを配置するようにしましょう。

そして先頭と最後尾以外のポジションに関しては マスツーリングをする人数によって少しずつ変わってきますが、基本的には経験の浅いライダーをベテランが挟むような配置にするのがベストとなります。

以上が走る順番の決め方でした。

ベテランしかいないようなグループなのであれば、自分たちが走りやすい順番で走行するだけで問題はないですが、マスツーリングの経験があまりない人や、バイクの経験が浅い人とツーリングをする場合は走る順番にもしっかり気を配る必要があります。

③逸れた場合の対処法を決めておく

3つ目は逸れた場合の対処法を決めておくです。

マスツーリング中はどれだけ先頭の人が注意しながら走っていても、信号や進路変更時に逸れてしまうことが多々あります。

グループから逸れてしまうと焦りから無理にでも追いつこうとする人がいますが、それは違反や事故につながる可能性が高いので絶対にやるべきではないです。

では逸れてしまった場合はどうすれば良いのか、2つの方法があります。

1.先頭グループが安全な場所で待機する

まず1つは先頭グループが安全な場所で待機するという方法です。

逸れてしまった後ろのグループが追いつくまで、他の交通の妨げにならないような場所で待機しておくことで、最短時間でグループを復帰させることができます。

ただこの対処法はあまりオススメしません。

なぜなら人数が多くなればなるほど待機できる場所が限られるのと、どれだけ気をつけても邪魔になる可能性が高いからです。

2.目的地で合流する

なので個人的には2つ目の目的地で合流する方法をオススメします。

マスツーリングと言っても常に一緒に走らないといけないわけではないので、逸れてしまった場合は無理に追いつこうとせず、次の目的地で合流するのが1番安全で確実だと思います。

ただそのためには全員がツーリングのルートを把握しておく必要があるので、自分1人でも目的地に辿りつける程度の知識は身につけておきましょう。

まとめ

以上がマスツーリングでやるべきこと3選でした。

ぶっちゃけこの記事でお話した内容は当たり前のことすぎてあまり面白くなかったかもしれません。

実はその反応が1番正しくて

当たり前のことだな

と思った人は、マスツーリングをしても安全に楽しめる人だということです。

ただマスツーリング中の事故が多く発生している現状を見ると、この当たり前のことすらできていない人が多いことも事実です。

だからと言ってマスツーリングをしてはいけないというわけではないですが、するのであればマスツーリングの危険性と最低限やるべきことは覚えておく必要があります。

何度も言いますが最近はマスツーリング中の事故が多く発生しているので、自分が事故の当事者にならないように、一緒に走っている人を事故の当事者にさせないように注意してマスツーリングを楽しんでいきましょう。

↓動画verはこちら↓

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